逆さ箸(返し箸)はマナー違反!ダメな理由を徹底解説!




友人との食事や、職場の宴会などでよく見かけるのが、箸をひっくり返して、手に持つ部分で料理を取り分ける行為です。

かなり頻繁に見かけますが、実はこれ逆さ箸(返し箸)と呼ばれる、立派なマナー違反です!

実際に、多くの人は逆さ箸を嫌っています。

でも、料理を取り分ける時の正しいマナーだと、誤解している人は多いです。

もしかしたら、あなたもそうかもしれませんね!でも、そんなあなたは、密かに嫌われているかもしれませんよ!

というわけで、今回は逆さ箸をやめた方がよい理由をお伝えします。

スポンサーリンク



もくじ

逆さ箸はマナー違反なの?

まず、逆さ箸をご存じない方のために、念のため逆さ箸をやっちゃってる動画を載せておきますね。

逆さ箸はお箸の無作法として名前がある、立派なマナー違反です。

逆さ箸は昔からマナー違反とされてきました。

逆さ箸が無作法とされる理由

昔は食事というものは、神仏と共にするものと考えられてきました。

そして、箸の上の部分は、神仏が使う部分とされていたのです。だから、その部分を人間が使うことは、マナー違反とされているのです。

しかし、神仏が使う部分だから無作法と言われても、現代の私たちには、説得力を感じさせないですよね…。

現に相変わらず逆さ箸をする人はいなくなりません。いったい、なぜこんな使い方が無くならないのでしょうか?

逆さ箸が不滅な理由!?

逆さ箸が無くならない理由はシンプルです。

それは料理を取り分ける時には、その方が清潔だと考えられているからです。

その方が衛生的で、気配りが利く人だと見られると考えられてるわけです。

しかし、逆さ箸はとっても嫌われています。

逆さ箸は嫌われている!

料理を取り分ける時のマナーとして、根強く残っている逆さ箸ですが、実際にはメチャクチャ嫌われています。

逆さ箸で取り分けるくらいなら、やらない方がマシかもしれません。

そして、逆さ箸は衛生的にも、かなり良くないんですよ!

スポンサーリンク



逆さ箸がダメな理由

逆さ箸は、それまで手で握ってた部分で、料理を掴むことになります。

それはすなわち、手で料理を掴んで取り分けるのとあまり変わりがありませんよね。

何よりも、手のひらは結構汚れています。私たちが普段から、触れているスマートフォンのパネルや、パソコンのキーボードなどはトイレの便器以上に雑菌が多いのです。

その数はキーボードなら5倍、スマートフォンのパネルなら10倍もいるそうです。

そうは言っても、病原性の細菌でなければ、全く問題ありません。そもそも、食べる前にちゃんと手を洗っていれば、雑菌の数はトイレの便器の1/10~1/100以下の数になってしまいます。

でも、手のひらは温かく、皮脂成分などのエサになるものもあり、雑菌にとっては比較的繁殖しやすい環境です。

手洗いしても、しばらく経てば、また雑菌だらけになります。

そう考えると、手のひらは基本的に不衛生なものと考えた方が良いです。

もし、気配りを利かせて、料理を取り分けたいのであれば、ちゃんと取り箸を用意してからにした方が良さそうです。

衛生的なことを気にする人もいるので、逆さ箸はやめた方が良いと思います(^^;

スポンサーリンク



まとめ

というわけで、今回はお箸の使い方である、逆さ箸について考えてみました。

逆さ箸は昔から、無作法とされてきました。そして、実は現代でも嫌う人が多い行為です。

逆さ箸はマナー違反なのか?

  • 料理を取り分ける時には、逆さ箸をする
  • 料理を取り分ける時に、箸を逆さまにするのは、気配りのようで、実は不快に感じる人が多く逆効果です。
     

  • 料理を取り分ける時には、取り箸を用意する
  • 料理を取り分ける時には、面倒でも取り箸を用意するようにしましょう。

不快に感じる人がいる以上、逆さ箸はやらない方が良いですよね。

料理を取り分ける時には、面倒でも取り箸を用意するようにしてみてくださいね!

スポンサーリンク



あなたにとって、マナーはどんなものですか?

マナーは本来、知らない人同士でも、気持ちよく過ごすことができるように考えられた、暗黙のルールだと思います。

でも、そこには人それぞれ、認識のズレや、重んじる度合いの違いがあります。また、時代と共に変わるものでもあります。そのため、最近では時に大きなトラブルが起きているように思えるのです。

「みんなのマナー」では、皆さんが、そのようなトラブルに巻き込まれないように、様々なマナーの知識を書いています。しかし、書かれているマナーを押し付けたりしません。マナーを守らない人を断じるようなこともしません。

また、それぞれのマナーは、入念に調べて、正しいと確信したものだけを書いているつもりです。

しかし、書かれていることが、絶対に正しいとは考えていません。また、読む人によっては、違うと感じるものもたくさんあると思います。

そこで「みんなのマナー」では、より正確で、有益で、思いやりのある内容に、作り変えていくために、読者の皆さんのご意見を大募集しています!

もし間違いや足りてないマナーを見つけたり、疑問を感じた場合は、ぜひ、こちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。

マナーの重要度を示すマークの意味

「みんなのマナー」では、その記事で紹介したマナーの重要度を評価しています。

その重要度はマークで示しています。

それぞれのマークの意味はこうです。

【マークの意味】
マーク 意味
これを守らないと周りに大きな迷惑が掛かります。自分の信用も失うので、忘れずに守るようにしたいマナーです。
これを守らないことでの周りへの迷惑はそれほどでもないです。でも、できれば守っておきたいマナーです。
これを守らなくても、周りの迷惑にはなりません。でも、守ると少し信用がアップするかもしれないマナーです。
根拠や由来が謎だったり、賛否両論があるマナーです。逆に信用を失う危険があるので、注意が必要です。