車の割り込みは道路交通法違反!正しい車線変更マナーを考えてみた!




車を運転している時に、イラっとしたり、恐怖を感じることってありますよね?

中でも日常的に起こるのが、強引な割り込みをされることです。

カチンとくるだけならまだマシですが、本当に危ないこともあります。そもそも、強引な割り込みは道路交通法違反なんです!

でも、自分がされて嫌なことは、まず自分から改めるのが大事ですよね。私だって、気付かずに危険な割り込みをしちゃったこともあります。

だから、まず自分から正しいマナーを学んで実践することが大事だと思います。

そこで、今回は正しい車線変更のマナーを考えてみます。

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もくじ

ムカつく割り込み

自動車を運転していると、よくあるのが強引な割り込みですよね。やっぱり朝などのラッシュ時に多い気がします。

私は自分がイライラするのが嫌なので、できればラッシュ時には運転したくないぁなと思ってしまいます。

“イラっ”としたり、“危ないっ!”って思うような割り込みには、このようなものがありますよね。

ムカつく割り込みの例

  • ウィンカー無し
  • 割り込まれるだけでも不快なのに、ウインカー無しだとさらにカチンときますよね。ウインカーを出すのって挨拶みたいなものだと思うんです。
     
    挨拶無しで、突然割って入ってくるのって、地味に不愉快ですよね(-_-;)
     

  • 危険な割り込み
  • 強引で危険な割り込みはヒヤッとした後に、怒りがこみ上げてきますよね。また、そういった危険な割り込みの場合は、ウインカーも無しで急に入ってくることがほとんどです。
     
    一方的な割り込みは、最も不愉快な行為の一つです。
     

  • 真面目に並んでる所に横入り
  • 右左折待ちなどで渋滞している時に、横から来た車が、少しだけ空いた隙間に、強引に割り込むことってありませんか?
     
    例えばランチで行列している時に、無言で割り込んだりしたら、並んでいる人は黙ってないですよね?車だからって認められるわけないですよね?

言葉で意思疎通できないのも、イライラや不快感を助長する一因かもしれません。

だからと言って報復するのはやめましょう!

割り込みされると、ブロックしたり、抜き返したりしたくなるかもしれません。でも、そんなのやめましょう。

単純に危険ですし、実利が全くない行為です。どうせ3分後には忘れて、次の日には全く思い出せなくなるはずです。

むしろ大きく車間を取って、入りやすくしてあげるくらいの余裕を持ってくださいね^^

このように強引な割り込みは、人を不快にするものです。

では、正しい車線変更のやり方とは、どのようなものでしょうか?

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車線変更のルール

道路交通法では車線変更のことを、進路変更と言います。

実は道路交通法や、運転教本に書いてある進路変更の手順は、人を不快にさせない理に適ったものです。

まぁ、当たり前ですよね。「強引な割り込み≒危険な割り込み」なので、安全な進路変更の手順を守れば、自然とマナーも守られるわけです。

というわけで、運転教本に書いてある内容を基にした、正しい進路変更手順はこうです。

進路変更の手順

  1. 進路変更の3秒前に方向指示器を点灯
  2. 進路変更を開始する3秒前に、方向指示器(ウインカー)を点灯させます。やってみると分かりますが、3秒前ってかなり長いです。
     
    これは周りの車に、進路変更の意思表示をする意味があります。みんなに気付いてもらってから、進路変更を開始するのが、ポイントなんです。
     
    進路変更と同時じゃダメですよ!
     

  3. ルームミラー、ドアミラー、斜め後ろに車やバイクがいない事を確認
  4. 方向指示器を点灯させた後に、安全のために、ルームミラー、ドアミラー、斜め後ろを確認して、バイクや車がいないことを確認します。
     
    当たり前ですが、近くに車がいるのに、進路変更したら、危険な割り込みになっちゃいます(^^;
     

  5. 進路を変更
  6. 安全確認が終わったら、進路変更を開始します。周りの車がびっくりしないように、ゆっくり進路を変更します。
     

  7. 方向指示器を消す
  8. 進路変更が完全に終わったら、方向指示器を消します。

どうですか?ちゃんとこの手順を守ってますか?

ちなみに私はちゃんとやってますよ!ちゃんと癖を付けておくと、やらなかった時に気持ち悪く感じるようになります。

そうなるくらい徹底すると良いかもしれませんね。

ちなみにこの手順を守らないで、急な進路変更をすると、場合によっては道路交通法違反になっちゃうんです。

強引な割り込みは道路交通法違反!

道路交通法では、”みだりに車線変更してはいけない”とされています。”みだり”とは”気ままと”か”欲しいまま”なんて意味です。

分かりやすく言うと、不必要な車線変更はしちゃダメということですね。

更に、車線変更する時には他の車に、急ハンドルや急ブレーキをさせてはいけません。強引に割り込んで、急ブレーキを踏ませた時点で道路交通法違反なんですね。

ちょっとくらい良いか~なんて割り込みしちゃうと、いつか違反切符切られちゃうかもしれませんよ(^^;

とは言え、うっかり車線を間違えてしまった場合など、入れて欲しい場合もありますよね?

私も車線を間違えることはしょっちゅうです。

そんな、どうしても割り込みたい時には、どうすれば良いんでしょうか?

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それでも割り込む時のマナー

自分だって、どうしても割り込みが必要な時ってあると思います。

そんな時のマナーを考えてみました。

どうしても割り込みたい時のマナー

  • まずは焦らない
  • 譲ってくれているのを確認する
  • お礼を忘れない
  • 決断良く諦めることも大切!

それぞれのポイントを説明しますね。

まずは焦らない

まずは焦らないことが大切です。

焦ると、無理な割り込みをしたくなってしまいます。

“入れてもらえなかったらしょうがない”くらいの気持ちになって、危険な行動をしないようにします。

譲ってくれているのを確認する

心を落ち着けたら、ウインカーを点灯させて、隣の車に意思表示をします。

可能なら身振りやアイコンタクトで、意思疎通をします。

そして、身振り手振りによる“どうぞ!”という意思表示や、車間を空けてくれたりなどの、譲ってくれる意思を確認します。

この意思が確認できてから、車線変更をします。ポイントは早めにウインカーを出して、意思表示をすることです!

お礼を忘れない

入れてもらったら、お礼をしましょう。

身振りやハザードランプなどで、感謝を伝えます。

これがあるのと無いのとでは、大きな違いです!

決断良く諦めることも大切!

中には入れてくれない人もいます。

意地悪な人が多いなぁなんて思うかもしれませんが、実際にはほとんどの人は、ただ気付いていないだけです。

ほとんどの人はちゃんと入れてくれるものです。

見方を変えれば、気付いてない人の前に、強引に割り込んだりしたら、こっちだって危険です。

入れてもらえない場合は、

キッパリと諦めて、遠回り

しましょう!

やってみれば、ほとんどの場合は、ちゃんと入れてくれます。焦らずに少しだけ、気持ちに余裕を持つと、みんなが気持ちよく車に乗れるようになりますよ!

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まとめ

というわけで、今回は車の車線変更のマナーを考えてみました。

不快な割り込みに対しては、まず自分から変わることが大切なんじゃないかなと思います。

というわけで、おさらいしておきます。

車線変更のマナー

  • 車線変更のルールを守る!
  • 道路交通法を守って、正しい進路変更の手順を守りましょう!そうすれば、自然にマナーも守れます。
     

  • ブロックなどしない!
  • 割り込みをブロックするのは、衝突の危険がある愚かな行為です。割り込みを阻止したって、こっちには何のメリットもありません。
     

  • どうせ3分で忘れます!
  • 割り込まれたイライラも、3分後には忘れてしまうことも多いです。カチンと来たら違うことを考えて早く忘れましょう。
     

  • 割り込む時は譲ってくれているのを確認する
  • どうしても、割り込む必要がある時には、相手が気付いて譲ってくれているのを確認しましょう。強引で一方的な割り込みは危険です。

一番重要なのは、余裕を持つことかなと思います。

少し早く出発すれば、無理な割り込みをする必要もないんじゃないかと思います。

焦らず無理せず、気持ちよく運転してくださいね!

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マナーの重要度を示すマークの意味

「みんなのマナー」では、その記事で紹介したマナーの重要度を評価しています。

その重要度はマークで示しています。

それぞれのマークの意味はこうです。

【マークの意味】
マーク 意味
これを守らないと周りに大きな迷惑が掛かります。自分の信用も失うので、忘れずに守るようにしたいマナーです。
これを守らないことでの周りへの迷惑はそれほどでもないです。でも、できれば守っておきたいマナーです。
これを守らなくても、周りの迷惑にはなりません。でも、守ると少し信用がアップするかもしれないマナーです。
根拠や由来が謎だったり、賛否両論があるマナーです。逆に信用を失う危険があるので、注意が必要です。