クラクションを鳴らすのは違法!?正しいマナーを徹底解説!




自動車が通る場所なら、日常的に耳にする音が、クラクションですよね。

車を運転する人なら、一度くらいは鳴らしたことがあるかもしれません。

でも、このクラクションの使い方は、道路交通法でちゃんと決まっています。それ以外の使い方をするのは、実は違法行為なんですよ!

そして、ほとんどの人のクラクションの使い方は、なんと違法行為なんです!

だからと言って、それで違反切符切られたという話は、あまり聞きません。でも、ドライバー同士のトラブルになる可能性は、十分にあります。

クラクションの使い方は、ルールとマナーを守ることが、毎日の全然や気持ち良い運転に繋がると思います!

というわけで、今回はクラクションの使い方のマナーを紹介したいと思います。

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クラクションを鳴らすのは違法!?

クラクションの正式な名前は、警音器と言います。

実はクラクションは指示があったり、認められている場所以外では、原則として鳴らしてはいけないんです!

道路交通法には、次のように書いてあります。

道路交通法 第五十四条

  1. 車両等(自転車以外の軽車両を除く。以下この条において同じ。)の運転者は、次の各号に掲げる場合においては、警音器を鳴らさなければならない。
  2.  
    一 左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上で道路標識等により指定された場所を通行しようとするとき。
     
    二 山地部の道路その他曲折が多い道路について道路標識等により指定された区間における左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上を通行しようとするとき。

  3. 車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない。ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない。

例えば無理に割り込んできた車に対して、抗議の意味でクラクションを鳴らすのは、道路交通法で認められた使い方ではありません。

道路交通法を厳格に解釈すると、街で聞こえるクラクションのほとんどは違法な使い方なんです!

じゃあ、具体的にはどのように使うのが正しいのでしょうか?

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指示がある時

クラクションは、指示がある場所では鳴らす義務があります。

クラクションを鳴らさなければいけない場所には、このような標識が出ています。

この標識は、登り坂の頂上や、見通しの悪いカーブなど、に設置されていることが多いです。

自分が通過中であることを、音で周りに伝えて、衝突などの危険を回避することが目的です。

街中や住宅地などでは、騒音の問題があるため、この標識はほとんど存在しません。一方で、山道などではよく見かける標識なので、覚えておくと良いですよ!

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自分の存在を知らせるため

標識が無い所でも、見通しが悪かったり、豪雨や霧で、自分の存在が気付かれにくい時などは、クラクションを鳴らすようにします。

自分の存在を周りに知らせて、危険を回避してもらうことが目的です。

「自分はここにいるから、皆さん注意してくださいね~」という意味と考えると、分かりやすいと思います。

他にも他に注意が行って、こっちの存在に気付いてない歩行者などに、自分の存在を知らせるなんて使い方もできます。

クラクションの存在目的
多くの人は、クラクションを何か自分の意志を伝えるために使います。

しかし、本来の目的は、周りの人や車に、注意喚起するためのものです。

つまり、自分のためではなく、他人のために存在するのがクラクションなのです。

まず、クラクションの存在意義を理解すると、余計なトラブルを防ぐことができるかもしれませんね。

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相手に危険が迫っている時

他の車や歩行者に危険が迫っている時の注意喚起であれば、クラクションを鳴らすのが認められています。

例えばこんなシチュエーションです。

  • 相手がこちらに気付かずに向かってきている
  • 無理な割り込みで衝突しそう
  • 先行車が急ブレーキを踏んだので追突しそう

でも、この危険な時という基準が難しいですよね?

他の車の割り込みとか急ブレーキって、日常的に起きることなので、使いどころが難しいですよね。

鳴らしていい時と、鳴らしちゃダメな時の境界線が分からないですよね?

私の場合は、ただイライラしただけの時には、鳴らさないようにしています。そいういう場合は、本当に危険だったわけではないからです。

本当に危険な時って、最初に出てくる感情は怒りじゃなくて恐怖だと思うので、このような基準にしています。

実はこの基準にすると、クラクションを鳴らす必要ってほとんど無いことに気付きますよ!

クラクションの鳴らし方
クラクションの鳴らし方は、間違えるとケンカの原因になったり、事故につながることもあります。

不必要な使い方や、過度に長く鳴らすなどすると、トラブルの原因になります。自分の存在を知らせる目的であれば「プップッ」と短く2回鳴らすくらいで十分ではないでしょうか?

危険回避のために、相手が気付くことが大切なので、過度な使い方はしないようにしましょうね(^^;

お知らせするため

信号が青になっていることを教えてあげるなど、相手に何かを知らせる目的のクラクションです。

恐らく、日常よく使うのが、この目的のクラクションですよね。

この先に危険があることを、知らせる目的でクラクションを鳴らすこともありますね。(今通ってきた道に、障害物があって危険な場合など)

ポイントは“教えてあげる”っていうことなので、”邪魔だ早く行け~”みたいな感じで、過度に鳴らすのはやめましょうね(^^;

お礼を伝えるため

道を譲ってくれた時などにお礼の意味で、クラクションを鳴らすのもよくあります。

でも、これって実はローカル色の強いマナーなんです。

実は私の場合は、お礼なのか抗議なのか、意味がよく分からないことが多いです。

たとえお礼の意味であっても『あれ?今何かマズいことしちゃったかな…』と思ってしまい、気が散って運転に集中できなくなる時もあります。

個人的には、やっぱりお礼は、身振りや表情で分かりやすく伝えるのが、一番ではないかと思ったりします(^^;

サンキューホーンのやり方
お礼の意味のクラクションはサンキューホーンと言います。

クラクションのボタンをチョップするように叩くと、キレの良い爽やかな音が鳴るんだそうです。そして、チョップした手を上げて、ついでにお礼の合図を送ると、更にクールなんだとか…(^^)/

良かったらお試しください!

まとめ

というわけで、今回はクラクションの鳴らし方のマナーをお伝えしました。

私たちが普段鳴らしている、クラクションは厳密には、ほぼ違法だったんですね。

でも、お礼とかお知らせとか、良い目的のクラクションもあるので、しっかりと知識を身に付けておくと、トラブルの無い安全な運転ができるんじゃないかと思います。

というわけで、もう一度内容をおさらいしておきますね!

クラクションのマナー

  • 指示がある時
  • 標識がある場所など、クラクションを鳴らすように指示された場所では、忘れずに鳴らすようにしましょう。
     

  • 自分の存在を知らせるため
  • 登り坂の頂上付近、見通しの悪い交差点やカーブなどでは、自分の存在を周りに知らせるために、クラクションを鳴らしましょう。
     

  • 相手に危険が迫っている時
  • 事故の危険があるのに、相手が気付いてない時などに、クラクションを鳴らして、注意喚起しまましょう。
     

  • お知らせするため
  • 青信号や付近の危険をお知らせしたい時に、軽くクラクションを鳴らして教えてあげましょう。
     

  • お礼を伝えるため
  • 道を譲ってくれた時などに、お礼のためにクラクションを鳴らします。誤解の無いように身振りや表示でも伝えるとさらに良いです!

クラクションの本来の目的は、相手に抗議することではなく、相手に迫っている危険を教えてあげることです。

この目的を忘れずに、クラクションを上手に使いこなしてくださいね!

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あなたにとって、マナーはどんなものですか?

マナーは本来、知らない人同士でも、気持ちよく過ごすことができるように考えられた、暗黙のルールだと思います。

でも、そこには人それぞれ、認識のズレや、重んじる度合いの違いがあります。また、時代と共に変わるものでもあります。そのため、最近では時に大きなトラブルが起きているように思えるのです。

「みんなのマナー」では、皆さんが、そのようなトラブルに巻き込まれないように、様々なマナーの知識を書いています。しかし、書かれているマナーを押し付けたりしません。マナーを守らない人を断じるようなこともしません。

また、それぞれのマナーは、入念に調べて、正しいと確信したものだけを書いているつもりです。

しかし、書かれていることが、絶対に正しいとは考えていません。また、読む人によっては、違うと感じるものもたくさんあると思います。

そこで「みんなのマナー」では、より正確で、有益で、思いやりのある内容に、作り変えていくために、読者の皆さんのご意見を大募集しています!

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マナーの重要度を示すマークの意味

「みんなのマナー」では、その記事で紹介したマナーの重要度を評価しています。

その重要度はマークで示しています。

それぞれのマークの意味はこうです。

【マークの意味】
マーク 意味
これを守らないと周りに大きな迷惑が掛かります。自分の信用も失うので、忘れずに守るようにしたいマナーです。
これを守らないことでの周りへの迷惑はそれほどでもないです。でも、できれば守っておきたいマナーです。
これを守らなくても、周りの迷惑にはなりません。でも、守ると少し信用がアップするかもしれないマナーです。
根拠や由来が謎だったり、賛否両論があるマナーです。逆に信用を失う危険があるので、注意が必要です。