ビュッフェ形式の食事は、ホテルの朝食や、レストランなんかでも普通に見かけますよね。
最近では立食形式の結婚披露パーティーなんかでも、ビュッフェ形式のカジュアルなものがあります。
私はビュッフェ形式と聞くと、好きな物が好きなだけ食べられると、テンション上がりまくりです(^^♪
皆さんの多くも、『ビュッフェ≒食べ放題』なんてイメージかもしれませんね。でも、実はこれは大間違いなんです!
実はビュッフェ形式の食事にも、ちゃんとしたマナーが存在するんです。
中には知らないと、恥ずかしいマナーもあるんですよ。
というわけで、今回はビュッフェのマナーを紹介します!
もくじ
ビュッフェ形式ってどんな食べ方?
ビュッフェ形式の食事のマナーを見ていく前に、そもそもビュッフェってどういう意味なんでしょうか?そして、正式にはどのような食べ方なんでしょうか?
まずは、ビュッフェの基本知識から紹介しますね。
ビュッフェとは?
ビュッフェ(buffet)とは、元々はフランス語の飾り棚を意味する言葉だそうです。
この飾り棚に料理を並べておき、食事をする人たちは、好きな料理を自分で取って、立ったまま食べるスタイルだったそうです。
これが次第にビュッフェテーブルと呼ばれる、大きなテーブルに料理を並べる形になりました。食事をする人たちは、好きな料理をビュッフェテーブルから取って、やはり立食で食べます。
これが現代でも一般的な、ビュッフェスタイルの食事なんです。
でも、私たちにとっては、ホテルの朝食のような、テーブルの前に着席して食べるスタイルの方が、馴染み深いですよね(^^;
しかし、これは厳密にはシッティングビュッフェといって、正式なビュッフェスタイルではないんだそうですよ。
とは言え、着席して食べるシッティングビュッフェがマナー違反というわけではないので、ご安心ください。
バイキングとの違い
ビュッフェと同じようなスタイルの食事を、バイキングと呼びますよね?
ていうか、こっちの方が一般的な呼び名かもしれません。
でも、これは日本独自の造語なんです。
“バイキング”の由来は、帝国ホテルのビュッフェスタイルのレストランの名前に由来します。
昭和32年に当時の帝国ホテルの社長の犬丸徹三氏が、デンマークのコペンハーゲンで「スモーガスボード」というビュッフェ形式の食べ方に出会いました。
そこで、このようなレストランを日本で、作りたいと考えたのですが「スモーガスボード」という名前が日本に合わないと考えました。
そこで、レストランの名前を社内公募したところ、当時公開されていたバイキングという映画の中で、豪快に食事をするシーンがイメージにピッタリだということになりました。
そして、レストランの名前を『インペリアルバイキング』として、昭和33年にオープンしました。
それ以来、日本では好きな料理を好きなだけ食べられる形式の食事をバイキングと呼ぶようになったわけです。
でも、実際には、バイキングは着席で食べるのが一般的なので、厳密にはビュッフェ形式ではないんですね。
まぁ、私にとっては、どっちも単なる『食べ放題』なんですけどね…(^^;
というわけで、自由に好きな料理を立食しながら、色んな人とお話をするので、少しカジュアルなスタイルとされています。しかし、それでもちゃんとしたマナーが存在するのが、ビュッフェです。
というわけで、次はビュッフェスタイルの正式なマナーを見ていきましょう!
長い間立ち止まらない

料理を取る時には、手際よく取って、長い時間立ち止まらないようにしましょう。
食い意地が張っている私にとっては、前の人がモタモタしているのが、一番不快に感じます。
料理を取るのに時間がかかってしまう理由は、そもそものマナーを守れてないからです。それについてはこの後、説明しますが、まずは次のことに注意してみてください。
- 皿は1枚だけ持つ
- 料理を盛り過ぎない
- 足りなかったら後でお代わりする
料理を独り占めしない

ビュッフェは、厳密には食べ放題とは違います。
そのため、メインテーブルに並んだ料理を取り過ぎることは、マナー違反です。
それぞれの料理は、1人分だけ取るようにします。もっと欲しい場合は、後でおかわりするようにしましょう。
ほとんどの場合は、料理が無くなれば、追加されるので、食い意地を抑えてスマートに振舞ってくださいね。
コース料理と同じ要領で料理を取る
ビュッフェ形式の食事でも、基本はコース料理と同じなんです。
だから、前菜⇒メイン⇒デザートの順で食べるのが、基本マナーです。
そのため、まず前菜だけを、お皿に取って食べます。そして、お皿を変えて、今度はメインの料理を取り、最後にまたお皿を変えてデザートを食べます。
また、1つのお皿に取る料理も、2品~3品くらいに抑えるとスマートです。
ビュッフェテーブルには、コース順に料理が並んでいることがほとんどです。その順番に従って少しずつ食べていれば、間違いは無いはずです(^^)/
皿やグラスを持ち過ぎない
ビュッフェは、立食形式のことが多いです。
その時に、お皿やグラスなどで両手が塞がっていたり、複数のお皿を近くのテーブルに置いていたりするのは、ちょっと見苦しいですよね?
着席形式の時でも、料理は無くなったりしないので、基本的にお皿は1枚ずつ持って、片方の手に空きを作っておくようにしましょう。
人の分を盛らない

友達や家族の分の料理まで取ってあげる必要はありません。
そもそも、取ってあげる必要がある場合は、皿を持ち過ぎなど、別のマナー違反をしている可能性もあります。
自分が食べられる分だけ、自分で盛るのが、ビュッフェの基本マナーです。
ただし、子供の分の料理など、特別な理由がある時には、持ってあげた方が良い場合もあると思います。
臨機応変に振舞うと良いかもしれませんね。
冷たい料理と温かい料理は皿を分ける
料理を美味しく食べることは、作ってくれた人に対するマナーでもあります。
冷たい料理と温かい料理を一緒に取ってしまうと、どちらもぬるくなってしまって、美味しくなくなりますよね?
そんなことにならないように、冷たい料理と温かい料理は、別のお皿に分けて取るようにしましょう。
時計回りに料理を取る
ビュッフェテーブルが丸い場合など、料理を取る順番に端が無い場合は、時計回りに取っていきます。
流れに逆らって取るのは、周りの迷惑になります。
料理を取る順番は、前菜が最初というのは、同じです。
お皿は使い回さない
ビュッフェ形式では、お皿は使い回さず、料理を取る時には新しいお皿を使うのが基本です。
洗い物を増やすのが申し訳ないからといって、新しいお皿は使わない方が良い気がしますよね?
でも、料理を美味しく食べるためには、綺麗なお皿を使うことが基本です。
作ってくれた人へのマナーとしても、お皿は使い回さず、綺麗なお皿を使うようにしましょう。
取った料理は残さない

取った料理は、残さず食べましょう。
ビュッフェでも食べ放題でも、基本中の基本のマナーですね。
残さず食べるためには、最初に取る量を少なめにすることです。
もっと欲しい場合は、お代わりすれば良いだけのことです。
焦らず、スマートに振舞いましょうね。
皿を重ねない
料理を取る度に、新しいお皿を使っていると、当然、使い終わったお皿が溜まっていってしまいます。
そんな時でも、お皿は重ねないようにしましょう。私も自宅でつい、お皿を重ねてしまい、妻からよく怒られています…。
お皿を重ねてしまうと、お皿の裏にまで汚れが付いて、洗う人の手間が増えてしまいます。そうならないように、使い終わったお皿は、テーブルの端に寄せて、持っていってもらいやすいようにすると良いです。
今は食洗機で一気に洗ってしまうところが多いかもしれませんが、ちょっとした気配りとして覚えておくと良いです。
まとめ
というわけで、今回はビュッフェのマナーを紹介しました!
単なる食べ放題と思っていると、知らない間に恥ずかしいマナー違反をしちゃってるかもしれませんね。
というわけで、ビュッフェのマナーをもう一度おさらいしておきましょう。
長い間立ち止まらない
料理を独り占めしない
コース料理と同じ要領で料理を取る
皿やグラスを持ち過ぎない
人の分を盛らない
冷たい料理と温かい料理は皿を分ける
時計回りに料理を取る
お皿は使い回さない
取った料理は残さない
皿を重ねない
料理は適量を手際よく取って、長い間立ち止まらないようにしましょう。
料理は適量を取って、他の人の分も残しておきましょう。もっと欲しい場合は、後でお代わりしましょうね。
ビュッフェ形式であっても、料理を食べる順番は、コース料理を同じようにします。
お皿やグラスは、持ち過ぎず、常に片手が空いているようにします。
料理は自分の分だけ盛るようにしましょう。
冷たい料理と温かい料理は別々のお皿に取るようにしましょう。
ビュッフェテーブルが丸い場合は、時計回りに料理を取るようにしましょう。
一度漬かったお皿を使い回さず、常に新しいお皿を使うようにしましょう。
料理はお代わり自由です。足りなければお代わりすれば良いので、料理は少なめに取って、残さないようにしましょう。
使い終わったお皿は重ねずに、テーブルの隅に寄せて、置いておきましょう。
ビュッフェを食べ放題とは、微妙に違います。あまり欲張らずに、スマートに振舞うのがマナーです。
でも、料理が無くなったりしないので、落ち着いてゆっくりと、食べたいだけ食べればOKです!
焦らず落ち着いて、料理を楽しんでくださいね!