イタリア料理の中でも、特に日本人に愛されているのが、スパゲティを始めとしたパスタですよね!
日本人向けにアレンジされた食べ方も、たくさん存在します。
そんなパスタを、皆さんは普段どのように食べていますか?恐らくあまり深く考えずに、フォークでクルクル巻きとって食べているのではないでしょうか?
ところが、パスタの食べ方にもマナーがあるんですよ!
なんと本来はフォークでクルクル巻くなんて、食べ方はしないんだそうですよ!
というわけで、今回はパスタの食べ方のマナーを紹介します!
もくじ
音を出さない
パスタは音を出さずに食べるのが正しいマナーです。
フィジリやペンネ、マカロニなどのショートパスタは問題無いでしょうが、スパゲティなどのロングパスタは、ついすすって食べちゃいたくなりますね。
でも、和食以外では、不必要に音を出して食べるのは、マナー違反なので無意識のうちにすすったりしないようにご注意ください(^^;
フォークでクルクル巻いて食べる
ロングパスタは、一口で食べられる適量を、フォークで巻いて食べるのが基本マナーです。
“フォークで巻き取るのは、日本人だけだ”なんて情報もありますが、実際にはイタリア人も同じ食べ方をしています。
麺をフォークで巻き取った方が、汁が飛び散りにくいですし、音も静かです。
ただし、一口で食べきれない量を巻き取るのは、無作法とされています。ほどほどの量だけ巻き取って食べてくださいね。
基本的にスプーンは使わない
日本の場合、パスタを食べる時は、フォークとスプーンを使うのが一般的ですね。
でも、イタリアではフォークしか使いません。
スプーンを使うのは、食器の使い方を知らない幼児だけなので、子供っぽいとみなされるのが理由なんだとか…。
何が変なのかピンと来ないかもしれませんね。でも、和食を箸じゃなくて、フォークで食べてるのと同じようなものと考えると、分かりやすいと思います。
とは言え、汁気が多いソースの場合などは、スプーンがあった方が便利ですよね?
場合によってはスプーンを使うのはOKなので、これに関しては臨機応変で良いと思います。
ロングパスタを途中で噛み切らない
ロングパスタを麺の途中で噛み切って、お皿に戻すのはマナー違反です。
一度口の中に入った食べ物をお皿に戻している、汚い行為とみなされます。
実は私はパスタに限らず、ラーメンやうどんでもこれをやる人見ると、気持ち悪いと思ってしまいます(-_-;)
食べきれないのは、一度に巻き取る麺の量が多過ぎるからです。
適量を巻き取るようにしてみてくださいね。
ロングパスタは時計回りで巻く(右利きの場合)
本場イタリアでは、パスタを巻き取る時は、時計回りで巻く(右利きの場合)のがマナーとされているそうです。
理由は反時計回りだと、汁が飛び散った時に、正面の人にかかるからだそうです。
でも、時計周りでも、正面の人に汁が飛ぶ可能性がありますよね…。
単純に右手の場合は時計回り、左手の場合は反時計回りの方が巻き取りやすいからだと思いますけどねぇ(^^;
手づかみで食べる
実はパスタは、元々は手づかみで食べる物だったそうです!
イタリアでは、パスタは元々ファストフードでした。
その時にはフォークなど使わずに、手で食べていたのだとか…。
実際にロングパスタを手で食べている、17世紀頃の写真がありました。
ガッツいてる感じが凄いですよね(^^;
とは言え、もちろん現代では、わざわざ手づかみで食べるなんてマナー違反です。
ただし、殻付きの貝が入っているような手を使わないと食べづらい食材が入っているパスタは、例外的に手を使ってもOKとされています。
まとめ
というわけで、今回はパスタの食べ方を紹介しました。
改めて見てみても、特に難しいものなんて無かったですよね?
というわけで、おさらいしておきます。
- 音を出さない
- フォークでクルクル巻いて食べる
- 基本的にスプーンは使わない
- ロングパスタを途中で噛み切らない
- ロングパスタは時計回りで巻く(右利きの場合)
- 手づかみで食べる
ログパスタは音を出してすするのはNGです!静かに食べるようにしましょう。
ロングパスタはフォークで一口分を巻き取って、食べるようにします。ショートパスタはフォークで刺して食べます。
基本的にフォークだけで食べるのがマナーです。ただし汁気が多いパスタはスプーンを使うのもOKです。
ロングパスタの麺を、途中で噛み切ってお皿に戻すのは、汚い行為です。適量を巻き取って、必ず一口で食べましょう。
ロングパスタは右利きの場合は右回り、左利きの場合は反時計回りで巻きとりましょう。
初期のパスタは、ファストフードだったので、手づかみで食べていました。たまには豪快に手づかみで食べてみてはいかがでしょう(^^)v
要約すると、音を立てずにフォークでクルリと巻き取って食べればOKなんですね。
皆さんも正しい食べ方のマナーで、パスタを楽しんでくださいね!