行列に並ぶ時のマナー!並んでいる友人と合流は割り込みです!




外国人が日本人を見た時に「日本人は行列に並ぶのが好き」と不思議に思うそうです。私も外国人の友達に、よく言われます。

いやでも、行列が好きな日本人なんているわけないですよねぇ(笑)

正しくは、日本人は行列に並ぶ忍耐力と、ルールを守る規律性が、高い民族なんだと思います。

でも、そんな忍耐ができるのは、並んでまでも手に入れたい何かがあるからです。もし、マナーを守らない人がいたら、途端にトラブルになってしまいます。

あなたも、行列に並んでいる時に、トラブルを目撃した経験があるのではないでしょうか?

トラブルにつながりやすいからこそ、正しいマナーを理解して、みんなが気持ちよく行列に並べるようにしたいですよね?

というわけで、みんなが気持ちよく並ぶことができる、行列のマナーを紹介します!

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もくじ

全員揃ってから行列に並ぶ

そのサービスや商品を利用する人全員が揃ってから、行列に並びます。

もし、全員揃ってないうちに並んでしまったのであれば、後から来た人たちは最後尾に並ぶか、全員一緒に最後尾に並び直すようにした方が良いでしょう。

行列に並ぶ時の基本的なマナーとして、守るようにしてくださいね。

ただ例外としては、人数と順番を書く用紙が、用意されている場合です。

この用紙を見れば、待っている人は、自分の前に何人いるのかが明確に分かります。その場にいる人が、増減しても周りの人は安心ですし、トラブルにもなりません。

全ての行列で、この用紙を用意してくれればトラブルも少なくなるんですがね~。

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列に並んでいる人と合流しない

行列のマナーを調べていた時に、最も嫌われていたのが、列に並んでいる人と待ち合わせて合流する行為です。

行列に並んでいる人たちは、自分の番までの人数を数えながら、みんな忍耐して待っています。

そこに、予想もしなかった人たちが後から加わったら、後ろに並んでいる人たちは、不快に決まっていますよね?

行列している全ての人を敵に回す行為なので、これはやめた方が良いです。

実は私自身も若い頃に、これをやって後ろに並んでいた人から怒られた経験があります。今振り返ると、本当に申し訳ない気持ちしかありません。

トラブルになる理由として、最も多いのが先に並んでいる人との合流です。

先に並んでいる人も、後から来た人も、複数人いると気が強くなって、“文句言われても大丈夫”なんて思っちゃうかもしれません。でも、そこはグッとこらえて、後から来た人は後ろに並ぶようにしてくださいね。

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お店のルールに従う

お店にとって、近所から最も多い苦情の一つが、行列に並ぶ人のマナー違反です。

私が好きだったラーメン屋さんも、このような苦情が原因で、お店を移転してしまいました。

行列の位置や方向、並んでいる最中の喫煙マナーなどを、お店が指定している場合があります。

そのお店が好きであれば、お店に迷惑をかけないためにも、行列のルールには従ってあげてくださいね。

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トイレに行く時には前後の人に声をかける

並んでいる時に、最も悩ましいのが、トイレに行きたくなった時ですよね…。

この場合は自分の前後の人に、トイレに行くことを伝えておけばトラブルにはなりにくいです。

ただし、トイレに行っている間に、自分の番が来てしまった場合などに、若干トラブルが発生する可能性があります。

そこで、できればお店の人にも、伝えておくとベストでしょう。

前後の人と適度に距離を置く

行列に並んでいる最中は、自分の番が待ち遠しいですよね?

そのように、気持ちが逸って、前の人との距離を詰めすぎる人がいます。ひどい場合は、前の人にくっ付いたり、知らない間に自分の荷物で押しちゃったりすることもあります。

行列はただでさえ他人との距離が近くて、ストレスを感じやすい空間です。

多少隙間が空いていても、誰も割り込んだりしないので、前後の人とは適度な距離を保つと気持ちよく並ぶことができると思います。

列が前進したら、速やかに自分も詰める

適度に距離を置くと言っても、空け過ぎるのもあまり良くありません。

行列に並んでいる時に、気持ちが楽になるのは、列が少し前進した時ですよね?

列が前進したのに、いつまでも隙間を詰めない行為は、後ろの人に微妙な不快感を与える可能性があります。

私もスマホなんかに夢中になっていると、詰めるのを忘れることがあります。適度に行列の動きも意識しながら、並んでおくと良いと思います。

まとめ

といわけで、今回は行列に並ぶ時のマナーをお伝えしました。

今回紹介したマナーはこの6つです!

行列に並ぶ時のマナー

  • 全員揃ってから行列に並ぶ
  • 並ぶ時は全員揃ってからが基本、後から来た人がいる場合は、その人は最後尾に並ぶか、みんな揃って最後尾に並び直すようにしましょう。
     

  • 列に並んでいる人と合流しない
  • 先に並んでいる人と合流するのは、最も嫌われる行為です。最もトラブルに発展しやすいので、我慢して後ろに並び直すようにしましょう!
     

  • お店のルールに従う
  • 行列に並ぶ時のマナーが悪いと、お店にも迷惑です。お店に不利益があると、やがて自分にもそれが返ってくるので、注意しましょう。
     

  • トイレに行く時には前後の人に声をかける
  • トイレに行きたくなるのは、しょうがないです。無理に我慢せず、前後の人やお店の人に声をかけてから行くようにしましょう。
     

  • 前後の人と適度に距離を置く
  • 行列は他人との距離が近いので、それだけでストレスです。あまり、密着し過ぎないように、前後の人と適度に距離を取りましょう。
     

  • 列が前進したら、速やかに自分も詰める
  • 列が前進したのに、隙間を詰めない行為は、後ろの人のフラストレーションになります。列の動きを意識しながら並ぶようにしましょう。

行列に並ぶことはとってもストレスが大きいことです。ちょっとしたマナー違反が、他の人を不快にして、悪くするとトラブルにつながります。

行列の中でも思いやりの気持ちを持って、みんなが気持ちよく並ぶことができようにしてみてくださいね!

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あなたにとって、マナーはどんなものですか?

マナーは本来、知らない人同士でも、気持ちよく過ごすことができるように考えられた、暗黙のルールだと思います。

でも、そこには人それぞれ、認識のズレや、重んじる度合いの違いがあります。また、時代と共に変わるものでもあります。そのため、最近では時に大きなトラブルが起きているように思えるのです。

「みんなのマナー」では、皆さんが、そのようなトラブルに巻き込まれないように、様々なマナーの知識を書いています。しかし、書かれているマナーを押し付けたりしません。マナーを守らない人を断じるようなこともしません。

また、それぞれのマナーは、入念に調べて、正しいと確信したものだけを書いているつもりです。

しかし、書かれていることが、絶対に正しいとは考えていません。また、読む人によっては、違うと感じるものもたくさんあると思います。

そこで「みんなのマナー」では、より正確で、有益で、思いやりのある内容に、作り変えていくために、読者の皆さんのご意見を大募集しています!

もし間違いや足りてないマナーを見つけたり、疑問を感じた場合は、ぜひ、こちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。

マナーの重要度を示すマークの意味

「みんなのマナー」では、その記事で紹介したマナーの重要度を評価しています。

その重要度はマークで示しています。

それぞれのマークの意味はこうです。

【マークの意味】
マーク 意味
これを守らないと周りに大きな迷惑が掛かります。自分の信用も失うので、忘れずに守るようにしたいマナーです。
これを守らないことでの周りへの迷惑はそれほどでもないです。でも、できれば守っておきたいマナーです。
これを守らなくても、周りの迷惑にはなりません。でも、守ると少し信用がアップするかもしれないマナーです。
根拠や由来が謎だったり、賛否両論があるマナーです。逆に信用を失う危険があるので、注意が必要です。