温泉や銭湯のかけ湯は最低限のマナー!色んな意味で安全な3つの理由




皆さんは、温泉や銭湯でかけ湯をしますか?

実は私はかけ湯をしません。なぜなら、先に洗い場で全身を洗っちゃうからです。もしかすると、同じような理由でかけ湯をしない方が多いかもしれませんね。

でも、体のことを考えると、ちゃんとやらないと危険なんです!

じゃあとにかく、かけ湯だけして、湯船に入れば良いのかと言うと、それもやめた方が良いです(-_-;)

実はかけ湯って公衆浴場を気持ち良く楽しむために、とっても重要なものなんです。よく知らないでやってると、思わぬトラブルにつながるかもしれません。

というわけで、今回はかけ湯のマナーとやり方をお伝えします。

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もくじ

かけ湯をすべき理由

普段、温泉や銭湯で、かけ湯をする人もしない人も、あまり深く考えてないかもしれませんね。

でも、周りの人は、かけ湯を含めたあなたの振る舞いに、もの凄く注目しているんです。

それは、かけ湯にはこんな意味があるからです。

かけ湯の意味

  • 体を清潔にする
  • 体を慣らす
  • トラブル防止

このような意味を知らないと、色んな意味でトラブルの元です。

どういうことか、順番に見ていきましょう。

体を慣らす

かけ湯をする一番の理由は、体を慣らすことです。

湯船にいきなり浸かると、急激な血圧の変化により、脳貧血や心臓発作を起こす危険があります。

熱いお湯は、体にとって負担が大きいため、入る前に体にお湯をかけて、そのリスクを減らす意味があります。

体を清潔にする

かけ湯をすることで、体に付いた埃や汗を軽く洗い流す意味もあります。

でも、これは気休め程度の効果でしかありません。

実際にかけ湯だけして、湯船に入ってくる人を不快に感じる人は多いです。

トラブル防止

温泉や銭湯のトラブルの原因で多いので、湯船にいきなり浸かることです。

このような行為を不潔に感じる人は、とても多いのです。

この記事にも書いてますが、体を洗わずに湯船に入るだけでも、不快に感じる人は多いです。かけ湯するしないのは、多くの人に嫌われる行為です。

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このようにかけ湯をしないで湯船に入ることは、誰も得しない行為です。だから最低限、かけ湯だけはするべきです。

というわけで、次はかけ湯のやり方を見ていきましょう。

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かけ湯のやり方

かけ湯をする時には、かけ湯用の桶を使います。

無い場合は洗い場の桶を使います。

やり方はこうです。

かけ湯のやり方

  1. 手や足など心臓に遠い場所からかける

  2. まず手や足など、心臓に遠い場所にお湯をかけます。こうして、今から熱いお湯の中に入ることを体に知らせます。
     

  3. 肩にかける

  4. 次に肩にお湯をかけます。ここで本格的に体を慣らしていきます。
     

  5. 下半身を綺麗にする

  6. 事前に体を洗ってない場合は、下半身にもかけ湯をして、汚れを落としておきます。

特に世の中の人が気にするのは、下半身を洗わずに湯船に入ることです。最低限のマナーとして、これだけはやっておいた方が、トラブルを避けるために有効ですよ。

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まとめ

今回は温泉や銭湯でよくやるかけ湯の意味を紹介しました。

かけ湯は、最低限のマナーなので、意味とやり方は押さえておきたいところです。

というわけで、内容をおさらいしておきますね。

かけ湯のマナー

  • 湯船に入る前にはかけ湯をする
  • 湯船に入る前には、体慣らしと汚れを落とす目的で、かけ湯をしましょう。
     

  • 理想は湯船に入る前に体を洗うこと
  • 理想は湯船に入る前に、体を洗い、かけ湯をしてから入ることです。周りの人も不快に感じない、トラブルの少ない入り方です。

単なるかけ湯と思って疎かにすると、他の人とトラブルになる可能性もあります。

かけ湯をすることは、自分も周りの人も得する行為です。

ちょっとしたことですが、かけ湯をしてから湯船に入ってみてくださいね(^^♪
 

CHECK
他にも、温泉や銭湯には知らないと、トラブルになりかねないマナーがいっぱいです。
 
この記事では、様々なマナーを紹介しているので、ぜひご覧になってくださいね(^^)/

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マナーの重要度を示すマークの意味

「みんなのマナー」では、その記事で紹介したマナーの重要度を評価しています。

その重要度はマークで示しています。

それぞれのマークの意味はこうです。

【マークの意味】
マーク 意味
これを守らないと周りに大きな迷惑が掛かります。自分の信用も失うので、忘れずに守るようにしたいマナーです。
これを守らないことでの周りへの迷惑はそれほどでもないです。でも、できれば守っておきたいマナーです。
これを守らなくても、周りの迷惑にはなりません。でも、守ると少し信用がアップするかもしれないマナーです。
根拠や由来が謎だったり、賛否両論があるマナーです。逆に信用を失う危険があるので、注意が必要です。