訪問先で、お茶などの飲み物を出される時がありますよね。
商談や就職活動の時などには、失礼が無いようにしなければいけませんよね?そうなると、飲み物一つでも、飲み方はもの凄く気になりますよね?
たかが飲み物といっても、飲むタイミングや作法など、非常に気になってしまいます。中にはお茶を出されるのが、プレッシャーだという人もいるとかいないとか…。
そんなこと気にし過ぎだよって思う人もいるかもしれませんね。
でも、ちょっとしたことを気を付けるだけで、自分も相手も気分良く過ごすことができるはずです!
そこで、今回はちょっとしたことなんですが、訪問先で飲み物を出された時のマナーを紹介します。
もくじ
お礼を言う
まず、飲み物を出されたら、お礼を言いましょう。
お茶などを出してくれたた人に対して「ありがとうございます。」と一言、お礼を言います。
特に難しいことは無いですよね?
飲み物を出されたから、感謝を伝える。マナーというよりも、礼儀ですよね(^^)/
勧められてから飲む
ここからが少しややこしいのですが、ビジネスマナーとしては、出された飲み物は、いきなり飲まない方が良いとされています。
相手が「どうぞ」とか「お召し上がりください」なんて言ってから、飲むようにすると良いわけです。
とは言え、これは就職活動のような、自分を”試されている”ような時に、注意するべきことです。
通常のビジネスの場では、相手の方も飲み物のマナーなんて知らないことも多いです。
相手も勧めることを忘れて、話に夢中になってしまうこともあります。
そのため、相手が勧めてくれない場合は、相手が飲み始めてから飲むようにすると良いです。
いただきますと言ってから飲む
飲む前には、必ず「いただきます」と言ってから飲みます。
これも当然の礼儀ですよね(^^;
ちなみに飲むように勧めてくれない上に、自分もなかなか飲まないなんてことも、たまにあります。
その場合は、相手の話の流れを止めないように注意しながら、タイミングを見て、「いただきます」と言って飲んでしまうのもアリではないかと思います。
出された飲み物をいつまでも飲まないのも不自然だからです。
理想は全部、最低でも半分以上飲む
せっかく出された飲み物を、全く飲まないのは、マナー違反です。
相手の好意を無視する無礼なことだからです。
では、どれくらい飲むべきかというと、基本は全部飲むことです。
空になった湯飲みやカップは、洗う手間も少なくなるので、出してくれた人に対する配慮だからです。
もちろん、飲みきれないこともあると思いますが、それでも半分くらいまでは飲むようにしましょう。
とは言え、早々に飲み干してしまうのも、相手にお代わりを催促しているような形になり、逆に気を遣わせてしまいます。
理想は話している間は、少し残しておいて、最後に飲み干すことです。
「ごちそうさま」を忘れずに!
最後に「ごちそうさまでした」を忘れずに伝えます。
言い方は「お茶、ありがとうございました」とか「飲み物までいただいてありがとうございました」など、感謝を伝えることができれば、何でもOKです。
これも基本的な礼儀ですよね。
飲み物のマナーは、基本的な礼儀を守ることだと思います。あまり、難しく考えないようにして、スマートにふるまってみてくださいね!
まとめ
というわけで、今回は飲み物のマナーを紹介しました。
もう一度、今回紹介した内容をおさらいしておきます。
- お礼を言う
- 勧められてから飲む
- いただきますと言ってから飲む
- 理想は全部、最低でも半分以上飲む
- 「ごちそうさま」を忘れずに!
飲み物を出されたら、お礼を言いましょう。
いきなり飲まずに、相手に勧められてから飲むようにしましょう。
勧められたら「いただきます」と言ってから、飲み始めましょう。
出されたものに口を付けないのは、無作法です。理想は全部、最低でも半分以上は飲むようにしましょう。
最後に感謝を込めて「ごちそうさま」を伝えましょう。
タイミングなどが難しく感じるかもしれませんが、要は感謝の気持ちを伝えればOKです!
あまり難しく考え過ぎず、感謝を意識してみてくださいね。