徒歩って、移動手段の基本中の基本です。
でも、外を歩いていると、色んな歩き方をしている人がいますね。
中には邪魔だったり、危険な歩き方をしている人もたくさんいます。
横に広がったり、スマホを見ながら歩いたりされて、不快な気持ちになったことは誰にでもあると思います。
ハッキリ言って、こういう迷惑な人たちも多いですよね!
でも、人の歩き方に文句を言うのであれば、まずは自分がマナーを守ることが大切だと思います。
というわけで、今回は歩行者の歩き方のマナーを考えてみます!
もくじ
世の中の人は怒っている!
私たちは普段、道を歩く時には、マナーなんてあまり考えないかもしれませんね。
でも実は、世の中の人たちは、結構怒っています。
最近車のマナーがニュースでやってるけど…
歩行者とか自転車の人で平気で赤信号無視したりとかいるよなぁ…
駅前とかほんとひどすぎる。
赤色見えないんですか?
まず目ん玉ついてんの?とか心の中でボロクソ言ってる(°⊿°`)
お前らの今ならいけるだろ精神で渡るなよ!— ゆいたん (@Yuitan0626915) 2019年6月21日
テレビで、歩行者の交通被害が多過ぎると言うけど…
マナーのなってない歩行者もいるということも、ちゃんと伝えて欲しい‼️
手前みそではあるけれど、亡き祖母(明治生まれ)は道向こうの畑に行く際、100mも離れてない信号を渡らず、道路を横断していた。注意しても一切聞き入れない。→— かあちゃん (@puyopuyomoon) 2019年5月19日
道路のマナーというと、自動車や自転車のことがよく言われますが、歩行者のマナーの悪さにも、多くの人が不快に感じているんですね。
友人としゃべりながらのんびり歩きたい人や、ショッピングしながらブラブラ歩いている人もいれば、目的地に向かって急いで歩いている人もいます。
みんなが気持ち良く歩くためにも、ちょっとした配慮があると良いですよね?
というわけで、道路を歩く時のマナーを紹介していきます。
歩道を歩く
歩く時は、しかるべき歩道を歩きましょう。
当たり前なんですが、一番重要なマナーですね。
車道にはみ出て歩くと、自動車の通行の妨げになりますし、それ以前に危険です!
自動車を運転している人も人間です。歩行者に気付かずにヒヤッとすることって結構多いんです。
歩く時は歩道や路側帯の内側を歩くようにしましょう。
無謀な横断をしない!
道路を横断する時には、基本的に横断歩道を渡りましょう。
特に複数の車線があるような大きい道路などは極力、横断歩道や歩道橋を使うようにしましょう。
広い道路を走っている時のドライバーは、まさか横断者なんていないだろうと、思って運転しています。
私も突然人が渡ってきてヒヤッとしたことが何度もあります。無謀な横断はくれぐれもやめてくださいね!
よく「歩行者は横断歩道がない所を横断するな!」なんて意見を見かけます。
でも、実は歩行者は横断歩道がない所も、渡って良いんです!
横断歩道がある道路では、遠回りでも横断歩道を使う義務がありますが、横断歩道が無い道路の場合は、基本的にどこを渡っても構いません。
ただし、この標識がある道路は、横断禁止です。
ちゃんと正しいルールを守って、安全に歩いてくださいね!
信号を守る
横断歩道の信号は、ちゃんと守りましょう。
車を運転している時に、最も神経を使うのは、右左折の時の歩行者です。
特に怖いのが、青信号が点滅した時に、慌てて走って渡る人です。これでヒヤッとした経験は数知れずです!
個人的には、むしろ余裕たっぷりに堂々と歩いてくれていた方が、まだ安心できます…。
歩行者の人たちって、自動車ドライバーのことを、過度に信頼してるように感じます。でも、みんな前にしか目が付いてない人間なので、ミスしまくりです!
基本的にドライバーを、信頼しないで欲しいです(^^;
歩行者の皆さんは、青信号が点滅しだすと駆け足で渡り始めますよね?(そう言ってる、私もそうなんですけどね…)
でも、道路交通法では、青信号の点滅では、横断してはいけません。
この状態で渡っても良いのは、既に横断を開始して、横断歩道の上を歩いている人だけです。
歩行者用信号機が無い場合は、自動車用信号機に従う
道路によっては、交差点に横断歩道が無く、自動車用の信号機しかない場所もあります。
そのような交差点では、歩行者も自動車用の信号機に従って横断するようにします。
…まぁこれも、当たり前ですよね(^^;
青信号でビュンビュン車が走ってる道路を渡るなんて、危ないに決まってます。
車の直前直後を渡らない
横断歩道を除いて、停車中の車の直前直後を横断するのは禁止です!
そのような場所は、死角になりやすいので、走行中の車から気付かれにくいんです。
道路交通法では、横断歩道の場合は例外として認められているんですが、ハッキリ言って横断歩道であっても、車の影から歩行者が出てくると、ビックリします!(もちろん自動車側は、横断歩道付近は速度を落とす義務があるんですけどね)
歩行者にとっては、最も危険な行為の一つなので、横断する時には、最低限見晴らしの良い場所を選ぶようにしてくださいね!
背後にも注意を配る
普通に歩道を歩いている時には、背後にも意識を向けるようにしましょう。
中には急いでいる人もいます。そんな人がいるのに、気付いたら、道を譲ってあげる気配りが大切です。
「横に広がって歩くな!」なんて、怒る人もいますが、せっかく家族や友人と歩いているのであれば、楽しくおしゃべりしながら歩くのは自然なことだと思います。
大切なのは、常に”急いでいる人もいる”ということを、頭の隅に入れて歩くことではないかと思います。
歩きスマホをしない!
歩行者の迷惑行為ワースト1位は、何と言っても歩きスマホですよね(-_-;)
邪魔で危険で、他の歩行者や自動車ドライバーから本当に嫌われる存在ですね( `ー´)ノ
自動車の場合、スマホをいじりながら運転するのは、飲酒運転の時よりも、運転ミスのリスクが上がるそうです。
ということは歩きスマホは、泥酔状態で歩いているのと同じか、それ以上危険で迷惑な行為かもれないんです!
そもそも、歩きスマホって、自分自身も危険にさらす行為だと思うんですよね。
歩いている時に、スマホを使いたくなった場合は、立ち止まって使いましょうね。歩きながらスマホゲームなんて、自他共に危険な行為なのでやめましょうね。
音楽を聴きながら歩かない
ヘッドフォンをして歩きながら音楽を聴いて歩かれるのも、意外に迷惑な行為です。
音楽を聴きながら、道の真ん中を歩かれると、歩行者でもドライバーの立場でも、邪魔で迷惑ですよね?
中にはクラクション鳴らしても、気付かない人もいます。
これだって、自分自身を危険にさらす行為だと思います。
やっぱり、歩いている時は、歩くことに集中するようにしましょう。
追い越したい時には一言声をかける
横に広がってゆっくり歩かれるのは、とっても迷惑ですよね?
そういうことされると、無理やり追い越してやりたくなります。
でも、そんなことせず、たった一言「すみません。先に通していただいても良いですか?」と丁寧に言えば済むことです。
丁寧にお願いすれば「ダメです!」なんて言う人はいないはずです。
丁寧に声をかけるだけで、イライラせずにお互い気持ち良く歩くことができると思いますよ!
まとめ
今回は歩行者の歩き方のマナーを考えてみました。
今回紹介したマナーをおさらいしておきますね!
- 歩道を歩く
- 無謀な横断をしない!
- 信号を守る
- 歩行者用信号機が無い場合は、自動車用信号機に従う
- 車の直前直後を渡らない
- 背後にも注意を配る
- 歩きスマホをしない!
- 音楽聴きながら歩かない
- 追い越したい時には一言声をかける
歩く時は、歩道や路側帯の内側を歩くようにしましょう。安全のための基本中の基本です。
横断歩道が無い道路の無謀な横断はやめましょう。多少遠回りでも横断歩道や歩道橋を使ってくださいね。
横断歩道は信号を守りましょう。青信号の点滅の意味は”急いで渡れ”ではありません。
交差点に自動車用の信号機しかない場合は、その信号に従って横断します。
車の直前・直後は、周りから死角になりやすく危険です。横断する時には、見晴らしの良い場所を選びましょう。
歩道を歩いている時には、背後にも気を配り、急いでいる人には、道を譲ってあげてくださいね。
歩きスマホは自分も危険ですし、他人にも迷惑です。周りから最も嫌われる行為です。どうしても使いたい場合は、立ち止まって操作しましょう。
音楽を聴きながら歩くと、自分も他人も危険です。他人や自動車の接近にも気付かないので、やはり歩いている時に音楽を聴くのはやめた方が良いと思います。
歩道を歩いている時に、前の人が邪魔な場合は、丁寧に一言を声をかけて道を譲ってもらいましょう。
マナーの悪い歩行者は、想像以上に嫌われています。私も自分で書いていて、耳が痛いマナーもあります(^^;
それだけ、歩行中のマナーには、気を付ける必要があるんですね。
お互いマナーには気を付けながら、気持ち良く外を歩きましょうね!