道路を歩く時の歩行者のマナー!歩行者は王様じゃありませんよ!




徒歩って、移動手段の基本中の基本です。

でも、外を歩いていると、色んな歩き方をしている人がいますね。

中には邪魔だったり、危険な歩き方をしている人もたくさんいます。

横に広がったり、スマホを見ながら歩いたりされて、不快な気持ちになったことは誰にでもあると思います。

ハッキリ言って、こういう迷惑な人たちも多いですよね!

でも、人の歩き方に文句を言うのであれば、まずは自分がマナーを守ることが大切だと思います。

というわけで、今回は歩行者の歩き方のマナーを考えてみます!

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もくじ

世の中の人は怒っている!

私たちは普段、道を歩く時には、マナーなんてあまり考えないかもしれませんね。

でも実は、世の中の人たちは、結構怒っています。

道路のマナーというと、自動車や自転車のことがよく言われますが、歩行者のマナーの悪さにも、多くの人が不快に感じているんですね。

友人としゃべりながらのんびり歩きたい人や、ショッピングしながらブラブラ歩いている人もいれば、目的地に向かって急いで歩いている人もいます。

みんなが気持ち良く歩くためにも、ちょっとした配慮があると良いですよね?

というわけで、道路を歩く時のマナーを紹介していきます。

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歩道を歩く

歩く時は、しかるべき歩道を歩きましょう。

当たり前なんですが、一番重要なマナーですね。

車道にはみ出て歩くと、自動車の通行の妨げになりますし、それ以前に危険です!

自動車を運転している人も人間です。歩行者に気付かずにヒヤッとすることって結構多いんです。

歩く時は歩道や路側帯の内側を歩くようにしましょう。

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無謀な横断をしない!

道路を横断する時には、基本的に横断歩道を渡りましょう。

特に複数の車線があるような大きい道路などは極力、横断歩道や歩道橋を使うようにしましょう。

広い道路を走っている時のドライバーは、まさか横断者なんていないだろうと、思って運転しています。

私も突然人が渡ってきてヒヤッとしたことが何度もあります。無謀な横断はくれぐれもやめてくださいね!

歩行者は基本的に道路を横断してOK!

よく「歩行者は横断歩道がない所を横断するな!」なんて意見を見かけます。

でも、実は歩行者は横断歩道がない所も、渡って良いんです!

横断歩道がある道路では、遠回りでも横断歩道を使う義務がありますが、横断歩道が無い道路の場合は、基本的にどこを渡っても構いません。

ただし、この標識がある道路は、横断禁止です。

ちゃんと正しいルールを守って、安全に歩いてくださいね!

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信号を守る

横断歩道の信号は、ちゃんと守りましょう。

車を運転している時に、最も神経を使うのは、右左折の時の歩行者です。

特に怖いのが、青信号が点滅した時に、慌てて走って渡る人です。これでヒヤッとした経験は数知れずです!

個人的には、むしろ余裕たっぷりに堂々と歩いてくれていた方が、まだ安心できます…。

歩行者の人たちって、自動車ドライバーのことを、過度に信頼してるように感じます。でも、みんな前にしか目が付いてない人間なので、ミスしまくりです!

基本的にドライバーを、信頼しないで欲しいです(^^;

青信号の点滅の意味は「急いで渡れじゃない!」

歩行者の皆さんは、青信号が点滅しだすと駆け足で渡り始めますよね?(そう言ってる、私もそうなんですけどね…)

でも、道路交通法では、青信号の点滅では、横断してはいけません。

この状態で渡っても良いのは、既に横断を開始して、横断歩道の上を歩いている人だけです。

歩行者用信号機が無い場合は、自動車用信号機に従う

道路によっては、交差点に横断歩道が無く、自動車用の信号機しかない場所もあります。

そのような交差点では、歩行者も自動車用の信号機に従って横断するようにします。

…まぁこれも、当たり前ですよね(^^;

青信号でビュンビュン車が走ってる道路を渡るなんて、危ないに決まってます。

車の直前直後を渡らない

横断歩道を除いて、停車中の車の直前直後を横断するのは禁止です!

そのような場所は、死角になりやすいので、走行中の車から気付かれにくいんです。

道路交通法では、横断歩道の場合は例外として認められているんですが、ハッキリ言って横断歩道であっても、車の影から歩行者が出てくると、ビックリします!(もちろん自動車側は、横断歩道付近は速度を落とす義務があるんですけどね)

歩行者にとっては、最も危険な行為の一つなので、横断する時には、最低限見晴らしの良い場所を選ぶようにしてくださいね!

背後にも注意を配る

普通に歩道を歩いている時には、背後にも意識を向けるようにしましょう。

中には急いでいる人もいます。そんな人がいるのに、気付いたら、道を譲ってあげる気配りが大切です。

「横に広がって歩くな!」なんて、怒る人もいますが、せっかく家族や友人と歩いているのであれば、楽しくおしゃべりしながら歩くのは自然なことだと思います。

大切なのは、常に”急いでいる人もいる”ということを、頭の隅に入れて歩くことではないかと思います。

歩きスマホをしない!

歩行者の迷惑行為ワースト1位は、何と言っても歩きスマホですよね(-_-;)

邪魔で危険で、他の歩行者や自動車ドライバーから本当に嫌われる存在ですね( `ー´)ノ

自動車の場合、スマホをいじりながら運転するのは、飲酒運転の時よりも、運転ミスのリスクが上がるそうです。

ということは歩きスマホは、泥酔状態で歩いているのと同じか、それ以上危険で迷惑な行為かもれないんです!

そもそも、歩きスマホって、自分自身も危険にさらす行為だと思うんですよね。

歩いている時に、スマホを使いたくなった場合は、立ち止まって使いましょうね。歩きながらスマホゲームなんて、自他共に危険な行為なのでやめましょうね。

音楽を聴きながら歩かない

ヘッドフォンをして歩きながら音楽を聴いて歩かれるのも、意外に迷惑な行為です。

音楽を聴きながら、道の真ん中を歩かれると、歩行者でもドライバーの立場でも、邪魔で迷惑ですよね?

中にはクラクション鳴らしても、気付かない人もいます。

これだって、自分自身を危険にさらす行為だと思います。

やっぱり、歩いている時は、歩くことに集中するようにしましょう。

追い越したい時には一言声をかける

横に広がってゆっくり歩かれるのは、とっても迷惑ですよね?

そういうことされると、無理やり追い越してやりたくなります。

でも、そんなことせず、たった一言「すみません。先に通していただいても良いですか?」と丁寧に言えば済むことです。

丁寧にお願いすれば「ダメです!」なんて言う人はいないはずです。

丁寧に声をかけるだけで、イライラせずにお互い気持ち良く歩くことができると思いますよ!

まとめ

今回は歩行者の歩き方のマナーを考えてみました。

今回紹介したマナーをおさらいしておきますね!

歩行者の歩き方のマナー

  • 歩道を歩く
  • 歩く時は、歩道や路側帯の内側を歩くようにしましょう。安全のための基本中の基本です。
     

  • 無謀な横断をしない!
  • 横断歩道が無い道路の無謀な横断はやめましょう。多少遠回りでも横断歩道や歩道橋を使ってくださいね。
     

  • 信号を守る
  • 横断歩道は信号を守りましょう。青信号の点滅の意味は”急いで渡れ”ではありません。
     

  • 歩行者用信号機が無い場合は、自動車用信号機に従う
  • 交差点に自動車用の信号機しかない場合は、その信号に従って横断します。
     

  • 車の直前直後を渡らない
  • 車の直前・直後は、周りから死角になりやすく危険です。横断する時には、見晴らしの良い場所を選びましょう。
     

  • 背後にも注意を配る
  • 歩道を歩いている時には、背後にも気を配り、急いでいる人には、道を譲ってあげてくださいね。
     

  • 歩きスマホをしない!
  • 歩きスマホは自分も危険ですし、他人にも迷惑です。周りから最も嫌われる行為です。どうしても使いたい場合は、立ち止まって操作しましょう。
     

  • 音楽聴きながら歩かない
  • 音楽を聴きながら歩くと、自分も他人も危険です。他人や自動車の接近にも気付かないので、やはり歩いている時に音楽を聴くのはやめた方が良いと思います。
     

  • 追い越したい時には一言声をかける
  • 歩道を歩いている時に、前の人が邪魔な場合は、丁寧に一言を声をかけて道を譲ってもらいましょう。

マナーの悪い歩行者は、想像以上に嫌われています。私も自分で書いていて、耳が痛いマナーもあります(^^;

それだけ、歩行中のマナーには、気を付ける必要があるんですね。

お互いマナーには気を付けながら、気持ち良く外を歩きましょうね!

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あなたにとって、マナーはどんなものですか?

マナーは本来、知らない人同士でも、気持ちよく過ごすことができるように考えられた、暗黙のルールだと思います。

でも、そこには人それぞれ、認識のズレや、重んじる度合いの違いがあります。また、時代と共に変わるものでもあります。そのため、最近では時に大きなトラブルが起きているように思えるのです。

「みんなのマナー」では、皆さんが、そのようなトラブルに巻き込まれないように、様々なマナーの知識を書いています。しかし、書かれているマナーを押し付けたりしません。マナーを守らない人を断じるようなこともしません。

また、それぞれのマナーは、入念に調べて、正しいと確信したものだけを書いているつもりです。

しかし、書かれていることが、絶対に正しいとは考えていません。また、読む人によっては、違うと感じるものもたくさんあると思います。

そこで「みんなのマナー」では、より正確で、有益で、思いやりのある内容に、作り変えていくために、読者の皆さんのご意見を大募集しています!

もし間違いや足りてないマナーを見つけたり、疑問を感じた場合は、ぜひ、こちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。

マナーの重要度を示すマークの意味

「みんなのマナー」では、その記事で紹介したマナーの重要度を評価しています。

その重要度はマークで示しています。

それぞれのマークの意味はこうです。

【マークの意味】
マーク 意味
これを守らないと周りに大きな迷惑が掛かります。自分の信用も失うので、忘れずに守るようにしたいマナーです。
これを守らないことでの周りへの迷惑はそれほどでもないです。でも、できれば守っておきたいマナーです。
これを守らなくても、周りの迷惑にはなりません。でも、守ると少し信用がアップするかもしれないマナーです。
根拠や由来が謎だったり、賛否両論があるマナーです。逆に信用を失う危険があるので、注意が必要です。